民主党の新党首決定2006-04-07 Fri 23:44
新党首、小沢さんになりましたね。
管元代表とどちらがなってもおかしくない状況だと思っていましたが、小沢さんが選ばれたところをみると、何よりも党の建て直しに力を注がなければならないと党員の方達は思ったのだろうなと感じました。 自分の小沢さんに対する印象は、したたかな政治家、というものです。 そんじょそこらの若者など敵わないくらいのバイタリティがありそうだな、という感じですし、テレビで言っていた「剛腕」という銘(な)がぴったりきます。 これは民主党、変わりますね。 もちろん変わらなければ、というか、変われなければ党は瓦解するでしょう。けれど、いろんな反発を越えて小沢さんを選んだこと自体が一つの変化だったと思いますし、変化するために小沢さんを選んだのだろうと思いました。 今後、どんな党になるのか。 今後、どんな討論を見せてくれるのか。 今後、自民党を押さえて政権交替できるような力を持てるのか。 一体どういう手腕を見せてくれるのか、期待して見てみようと思います。 それにしても、自民党の人達の反応がなんかすごかったような気がします。 小沢さん、影響力がありますね。 スポンサーサイト
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世界のシワに夢を見ろ!2006-04-07 Fri 23:07
世界のシワに夢を見ろ! 著:高野秀行/出版:小学館
タイトルでも、内容でもなく、表紙のイラストを見て面白そうと図書館から借りてきました。 ちょっと旅行記っぽい感じの本です。が、「普通の旅行記とは思わないほうが身のためですよ、お客さん。」という感じでした。 えー、いわゆるB級(?)本です(笑)。 B級グルメと一緒で、誰もがウケる訳ではない+そんなのアリか???、という誰にでもお勧めできるものではない本ですが、これが結構面白いんですよ。 普通に旅行したら絶対に出会わないだろうと思うような豆知識(?)がてんこ盛り。 例えば。 ケニアにはコーヒー道があるとか、東南アジアで安い変圧器を使っていると火事を起こしかねないとか、真面目に書くとまじめな豆知識になるのですが、とんでもない、とんでもない。 自称探検家の行く旅は、体を張って海越え山越え体当たりという感じで、お世辞にも上品ではありません。 というか、これを読んだら「失踪日記」(by吾妻ひでお)が非常に上品に思えました。 失踪日記は結構おすすめです。これもどちらかというとB級本だと思いますが。 この本で気に入ったのは、「アメリカ(の文化)はアイロンだ」という彼の主張(!?)。 アメリカは画一的な価値観を世界に広め、それまであった文化や地域的な特色は隅っこへどんどん押しやられている。 だからアメリカはアイロンで、地方に追いやられつつある文化や特色は深いシワとなっていっている、だそうです。 非常に納得しました。 そして、大量生産の工業製品より、手作りのモノの方に愛着を感じるように、高野氏がメイド・イン・アメリカの価値観よりも東南アジアやアフリカの奥地(?)に魅力を感じるのもむべなるかな、といった感じ。 しかしこの考えでいくと、、、身近に、底知れぬシワが作られる日は近い? 人間、アイロンで伸びっぱなしにはなれそうにない、ような気がしました・・・・・。 |
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