考えゴトの散歩道

天音の迷路な考え事ブログへようこそ。 日々、耳にし目にするさまざまなコトについて、のんびりと、考え事を書いていこうと思います。 たまにお立ち寄りくださると嬉しいです。 ※迷惑コメ対策のため、コメントは許可制です!

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感覚はどこまで伸ばせるのか?

これ↑は、↓の感想です(^▽^)

『進化しすぎた脳』 by池谷裕二 講談社ブルーバックス 定価1,000円


なかなかなかなか、名著ですよ、コレ!

脳に関する本は数あれど、神経がどんな風に振舞った結果が記憶になるのか、なんて話をこんな分かりやすく書いてる本って他にないんじゃないでしょうか。
(それでもまぁ専門外の人間にはちょっと飲み込むのは難しいとは思うのですが)


で、自分がすっごく納得し、それでいて興味を持ったのが、脳地図の進化の話と複雑系の話。

脳地図の進化というのは、、、
例えば指がくっついてしまって4本しかない人は、脳地図において5本目の場所がないのだというのですが、手術などで5本にしてやると、脳地図に5本目に対応する場所が出来るのだそうです。
そして著者いわく、もし指が6本あったら脳地図には6本分の場所が出来ていたはずだ、と。
それにおまけでもう一つ。
サルには手を認知する神経があるが、その神経は棒を使って遠くのものを引き寄せようとするとその棒の先で反応する、という。
これは大きな荷物を担ぐとき、その荷物の先にまで神経が行き渡るように感じる『体の拡張』という現象(?)だそうで。。。

ここで自分が思ったのは、道具もまた人間の体の一部となりうるのではないかということですね。

こんな話聞いたり体験したりしたことないですか?
車を運転していて、タイヤの下の路面の状態が感じられるとか。
いい車に乗っていると、ハンドルで前輪の走りの状態、シートで後輪の走りの状態が感じられるとか。
そんな話。
自分だと、パソコンとか、機械類ですかね。音とか振動の具合で調子がなんとなく分かったり、ですか。

これまで人間は、体で、体感している道具を、脳地図をちょっと拡張して体の一部として使ってきたってことですよね。

ここでふと思ったのが、それならネットワークの内部はどうなんだろうということですよ。
いまやケータイやパソコンは第1の道具。しかし使っているのは、その機能というより、ネットワークの中身となりつつあるわけで、、、。

もしかすると、進化しすぎた脳は、言語を操るがごとく、ネットワークも感覚の中に取り込んでいくようになるのではないかと、思ったりするわけです。

こんなことを考えるのは、全身の情報を取り込んで仮想空間で遊ぶというコミックスを昔読んでたせいもあるんじゃないかと。あのコミックス、もう10年くらいは前になるんではなかったかなぁ。。。
([あもいじゅん]さんの@テンションだったかと。興味があれば探してみてください)
最近は仮想空間とかようやく出てきましたけど、まだまだあのレベルまではいきそうになくて、ちょっと残念ですねぇ。もうちょっと気長に待ったほうがいいのかなぁ・・・。

えー仮想空間は、まぁ、脳の感覚はどこまで広げられるのかというあたりへの興味だったりするので、答えはまぁ、誰かが研究してくれることを期待して(苦笑)

後は複雑系。
これは、地球システムを考える上でも非常に有用な考え方ですね。

全体として秩序が起こるのはどうしてなのか? という疑問に対する答えですね。
例えば天体の『三体問題』。
方程式では解けないんだそうです。というか、解けないことが証明されているのだとか・・・。

例えば、鳥や魚は秩序だった動きをする。
しかし式では表せない。
そのシミュレーションを複雑系で実行しようとするときその条件はたったの3つしかないのだといいます。

なんというか、たぶん世の中ってそのくらいシンプルですよね。
そして、その結果と同じくらい予測がつかないものだと思うんですよね。。。
などなど考えていたら、もうばっちり興味が湧いてしまいましたよ。

後で複雑系の本も読んでみたいものですが、とりあえずこの本、もう2回くらいじっくり読み込んで、自分のものにしたいところです。
ホント、他の人へお勧めできるいい本ですので、興味が湧いたらぜひどうぞ(^^)
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百人一首

昨年の末にちょっと思い立って、小学生向けの 『まんが 百人一首 なんでも辞典』というものを買ってしまいました。

なんとなく、日本人らしい知識を身につけたいなぁと思いまして。。
新年の前に読もうと思っていたんですが、結局今頃です。

なぜ日本人らしいことの知識を、と思ったかというと、自分の知識がかーなーりーーいい加減だということに気がつきまして、、、ちょっとちゃんと見ておこうかと。。。

が、なぜここで茶道とかお茶とか歌舞伎にならないのか?
それは
新年だったから
としか言いようがないですね・・・。

新年には、なんというかカルタ取りとのイメージがあるようで・・・。



で、読んで思ったこと。

これ、小学生のうちに暗記させて欲しかった!

カルタってやったことないんだよね・・・。
大人になってからそういう大会があることを知ったけれど、覚えてないわけだから、指をくわえてみてるしかないわけで。。。
なんか、悔しいんですよねぇ・・・。

すごく、やってみたいんですが・・・、いまさら過ぎて機会がない・・・・・。

なんというか、中国の古典と、日本の和歌や俳句あたりは、小学校のうちに全部やって欲しかった気がします。
それも暗記で!

ちなみに暗記って頭に良いんだそうですよ!?
一旦そういう風に暗記できるようになると記憶力が段違いに良くなる人が多いらしいです。
もっと早くに知りたかったなぁ・・・、それ。
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現代は、全員が素人の時代です

田舎にいるとネット以外ではなかなか新しい情報にアクセスできないです。これも環境問題?とか言ってみたい気がします。
ま、これは正確には情報デバイド、というものなのですが、そんな中いい本を見つけました。

「環境会議」 出版:宣伝会議 年2回発売 定価:ざっと千円


環境問題を扱っている本は数あれど、一つの分野をなるべく正確に扱うため、出版される頃にはどうしても古い情報になるし幅広い意見も望めないんですよね。

そんな中、この本はいろいろな人の意見を取り上げているし雑誌なだけあって割と新しい情報についても載っているので読みがいあります。


で、今回この雑誌の中で、気に入ったというか、おぉ!と思ったのが、タイトルにした「現代は、全員が素人の時代です。」という言葉。
これは、東京大学生産技術研究所 教授 山本良一氏 のコミュニケーションについて寄せた中からの一文からです。

曰く、
現在、広い意味で環境に関わる論文は1日に1万発表されていると思われる。その一つ一つが英文で5ページだとしても、その量を一人の人間が読むことは不可能だ。つまり、例えノーベル賞受賞者や大学の教授であっても"不勉強”な状態を社会に強いられて、全員が素人という状態、
だとか。

ちょっとホッとしたかもしれません。
素人は黙っていろとか言われなくて済みそうですから(苦笑)

ただ、誰もが素人、という言葉は、ある意味現代という時代を一言で表してくれたような感じがしました。
誰もが素人、というのは、ある意味非常に公平ですね。
公平な社会を目指した結果、誰もが同じことをやって、そして平均的なことしか知らない素人が増えた。そんな感じがします。
他にも前提となる情報の共有が足りないというあたりの話がうなずけましたね。


雑誌「環境会議」大変勉強になりました。
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地震予知、現在進行形

久しぶりに図書館から本を借りてきました。

「地震予知の科学」 日本地震学会地震予知検討委員会 編
      2007年5月18日発行  2,000円


 地震関係の本を読むのも久しぶりな気がします。
予知などというと、怪しい、と思う人もいるかもしれませんが、この本はごく普通に科学の本です。
ごく当たり前のことを、ごくごく普通に書いているなという感じですね。

ただ、この本によると、この10年余りで、地震についての研究がかなり進んだということです。
自分はそれなりに情報を入れているつもりなのでそれほど驚くような研究結果の情報などはなかったのですが、それでもこうして体系的にまとめてくれると、これまで見てきたりした情報が割と断片的だったことがわかって、ずいぶん違います。
この本は、今年の5月とまだ出たばかりですが、これと対になるような内容で、最新の地震についての知見をまとめた本があれば地震に対する知識を補強できてなおいいのに、と思いました。

書いてある内容で自分が気に入ったのは、あと何年かしてさらに地震のメカニズム、発生の仕方、大気現象などとの関わりなどがわかってくれば、現在の気象予報のような地震予報ができるようになるかもしれない、という一文。
日本は年間1万以上の地震が発生する地域なのですから、ある意味、早くそうなって欲しいかも、と思いました(笑)

途中はさんであるコラムも、日本人がなぜ科学をこれほど重要視するのかなど、面白いものがいっぱい。
イラストもかわいいし、例えがわかりやすくて、なかなか満足のいく本でした。
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不動心

昨日今日と二日続けて書店に通ってしまいました。あ、その前 土曜日も行ってました。(^^;)
良くも悪くも、本、いっぱい、出てますね。
広いスペースを埋めつくす本の数にうっかり感心してしまいました。

それにしても、以前は日本にある本、全部読みたいと思っていたものですが・・・。
無理だ・・・と実感しました。
出ている本の数が半端じゃないですし(毎月のように新刊出てますしね)、それに、最近は読んで見ると内容が薄くて大したことないという本も多々あって、全部読みたいという気にならなくなってきました。

読む価値のある本って、もちろん本人次第ではあるんでしょうが、いったいどのくらいあるんでしょうねぇ。



で、本日の購入品はコレ。
不動心 by 松井秀喜 新潮社新書 定価:本体680円+税 2007年2月発行

なんとあの大リーガーの松井秀喜選手です。
本を出していたとは知りませんでした。

試しに手に取ったのですが すぐこの本買おうと決めました。
でもって。
本屋さんできっちり読み終えてから買ってきました(笑)

自分は特に野球に詳しいわけでも、特にファンというわけでもなく、アメリカですごく頑張ってる日本人で、ついでに(失礼!)本人がすごい人だから遠くから応援しているヨ、というくらいの感じなのですが、この本を読んで真面目にファンやってみようかと考えてしまいました。(←そもそもファンとは何する人ぞ?な自分には絶対無理ですが/苦笑)

にしても、読んで見て思ったことは、松井さんって本当に自分が持っていた印象どおりの人です。
それでもって、この本は、悩みのある人や苦しみのある人への素晴らしいエールだと感じました。
最近の新書らしく すぐに読めるくらいの薄い本で、難しい言葉や話などどこにも出てこない本ですが(尤もそれは松井さんの性格的なところも大きいでしょうが)、最初から最後まで自分の言葉で書かれているため、またそれが大きな意味で他の人のために書かれているために、ある意味大変分かりやすい人生の指南書になっている感じです。
もういちどしっかり読もうと思っています。

それに、自分の気に入っている詞(ことば)が入っていたのがちょっと嬉しかったりしました。

それは『万事塞翁が馬』。

よく前向きな言葉としてあげられるものに次のようなものがあります。
 Take it easy(気楽に行こう)!とか
 なんとかなるさ!
 成せば成る!(これに続く言葉を知っている人って 今どのくらいいるんでしょうね・・・)

他にもいい言葉はたくさんあって、それはそれでいいのですが。
これらの言葉は自分が動くためだけの言葉なので、つまり自分から働き掛けるためだけの言葉に聞こえるので、それが時々しっくり来ない、とか、疲れる、とか感じる原因なのではないかと思えるのです。

でも、『万事塞翁が馬』というこの言葉はそうではなくて、
『何が災いし何が幸いとなるかは分からないものだ。だから困ったこと辛いことがあっても悲観せずに行こう。』
というような、ある種の諦めに基づく前向きさ加減がいいんですよね。

それに先にあげた前向きな言葉だと、他の人や周囲の人達から、そしてある意味運命とでもいうべき大きな流れからの影響を無視している、あるいはそれらが無視できるものだという感じがするのかもしれません。
これは言葉を受け取った人次第なのですが、自分はそう感じたし、そのように取っている人も多いのではないかという気がするのです。
なので、松井さんがこの言葉を取り上げてくれたのが嬉しかったです。

それに自分が『万事塞翁が馬』というこの言葉が好きな理由はもう一つあります。
何が幸いするか分からない、つまり今やっていることがどんなに無意味なこと あるいは遠回りな事に思えても、これが何かの役に立つ日が来るかもしれない、と考えられることです。
人間いつも順風満帆というわけには行きませんから、何と言っても航海には準備というものも必要ですし、こういうこともあるんだといって我慢する・準備するそういう時間の必要を考えさせてくれる言葉も大事ですよね。


さて、ようやく調子が戻って完全復活です。
とはいってもすっかりサボリ癖がついてしまったので毎日書けるかどうかは分かりませんが、これからはもうちょっとちゃんと更新して行こうと思います(笑)


テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

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